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強度近視

近視が強いと眼病リスクが高まること ご存知ですか?

近視とは

近視とは、眼軸長(眼の奥行の長さ、眼の前後径)が長くなり、網膜上でピントが合わなくなる状態を言います。

近視とはピントが合わなくなる状態

一度伸びた身長が縮まらないように、長くなった眼軸長が元に戻ることはありません。これが、一度低下した視力が元に戻らない理由です。

生後は体が小さく眼球も小さく(眼軸長が短く)、生後1か月頃の視力は0.01程度です。成長するにつれて体も頭も大きくなり、眼球も大きく(眼軸が伸びる)なり視力も成長し、6歳頃には大人と同じような視力になります。

体の成長期は高校生~20歳頃まで続くため、その間に近くにあるものをよく見るなどの作業が続くと、眼軸長が伸びていき、近視が進行していきます。
7歳~9歳頃に特に眼軸が伸びて近視が進行しやすいと言われています。

この成長期の間に近視の進行を抑制する治療を行えば、眼軸長の伸びを抑えられることが分かっています。
詳しくはこちらをご覧ください。

小児眼科と近視進行抑制治療

近視の進行リスク

近視の進行リスクは以下のようなものが指摘されています。

遺伝的要因

  • どちらかの親が近視の場合近視リスクが2倍に、両親とも近視の場合は5倍高いと言われています。

環境的要因

  • 近距離作業の増加(近い距離を見る時間が増加している)
  • 屋外活動の不足(日光を浴びる時間が少ないほど近視が進みやすいことが多くの疫学調査で示されています)
  • 薄暗い場所での作業、睡眠不足、生活リズムの乱れ

近視によって発症リスクが高まる疾患

近視が強いほど眼軸長が長く、眼の構造上様々な病気を発症しやすくなります。

網膜裂孔・網膜剥離

強度近視では眼球が引き延ばされているため、網膜が薄くなり裂けやすくなります。これを網膜裂孔と言います。
裂け目から眼球内の水分が入り込むと網膜が剥がれ、網膜剥離に進行します。
網膜裂孔の段階であればレーザーで治療できることが多いのですが、網膜剥離に進行すると手術が必要となります。
網膜裂孔の自覚症状である何も無いのに光が見えたような感じがした場合など、見え方に違和感がある場合は早めに眼科を受診されることをお勧めします。

緑内障

強度近視の方は緑内障の発症リスクが高いことがわかっています。
ほとんどの緑内障は自覚症状が無いまま視野が欠けていきます。

ヒトの眼は両目で補いあいながら見ているため、視野欠損がある程度進行しても自覚症状が無い方が多く、気づいた頃には視野の大部分が失われていることも珍しくありません。

現代の医学では、一度障害された視神経を回復させることはできず、失った視野を取り戻すことはできません。
強度近視がある方は何も症状が無くとも定期的に眼科を受診し、緑内障やその他の病気を発症していないか、確認しておくことをお勧めします。

緑内障について

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